アダムとエバとヘビのお話(2019・11・28)
聖書の初めの方に書かれている「創世記」からのお話です。
聖書には、アダムとエバがヘビによって騙されて『善悪の知識の木』の実を食べてしまったために、人に「罪」が入ってしまったと書かれています。
『善悪の知識の木』は、善から悪まで全てを知ってしまう木です。
ですので、アダムとエバはヘビに騙され、神様の「善悪の知識の木からは取って食べてはいけない」と言われた約束を破り、それを食べてしまったので、善悪すべてを知ることになったのです。
初めにヘビはエバを騙し、それを食べたエバがアダムに勧めてアダムも食べました。
そもそも、なぜ二人はヘビに騙されたのでしょうか?
それはこの当時、ヘビは今のヘビと違っていたからです。
ここに書かれている『ヘビ』はヘブライ語で「ナハッシュ、光り輝く」という意味で、ヘビは神様からの裁きを受ける前は光り輝く、うっとりするような外面的に非常に美しく、また内面的にも非常に賢い生き物だったそうです。
それに目をつけたサタン(悪魔)がヘビに入り込んだのです。
ですので、二人の前に現れたヘビは、サタンの入り込んだヘビでした。
外面的にも美しく、内面的にも賢いヘビの存在は、2人には魅力的に見えたのでしょう。
神様が与えた自由意志により、アダムは神様の仰った言葉「取って食べると必ず死ぬことになる」を信じずに、エバがヘビに騙された言葉「いや、決して死ぬことはない」を信じてしまったのです。
そこから人類に『罪』が入り込んでしまったと言われています。
『罪』の意味には「的外れ」という意味があり、神様という的から外れてしまうことを意味します。
アダムが神様という的から外れてしまったのです。
そして私たちが法を犯していなくても、人にひどい仕打ちをしていなくても、人は『罪』の中で生きる事になってしまったのです。
その私たちの『罪』の問題を解決してくださったのがイエス・キリストだというのが聖書のお話です。(短くまとめすぎですが(^_^;))
この後、神様は4つの存在(ヘビ・サタン・アダム・エバ)に向って言葉を語ります。それが「アダム契約」と言われるものです。
この続きはまたの機会に~。
(短くまとめるのが下手で、分かりづらくてすみません(>_<))