悪魔・悪霊の話(2019・11・10)
聖書に出てくる『悪魔・悪霊』のお話です。偏った話なので、苦手な方はスルーしてくださいね。
神様は私たち人間をお造りになった時、同じように神様に近い存在として天使もお造りになられました。
その造られた天使の1人に「ルシファー」がいました。彼はとても頭のいい天使で、神様の近くにいたのですが、頭が良かったばかりに、自分が神になることを考えてしまったのです。それを知った神様が彼を追放しました。いわゆる「堕天使」となったのです。
追放されたルシファーが降り立った場所が「この世」です。この世に降り立ったルシファーは、名前を「サタン(訴えるもの)」となりました。
ですので、今私たちのいる世界(この世)はサタンの支配の中で生きているのです。
堕天した時、サタンは1人ではなく、たくさんの天使も一緒に連れてきました。それらが「デビル」ギリシャ語で「デーモン(幸せを取ってしまうもの)」ヘブライ語で「シェッド(憎むもの)」と言われてます。日本語では「悪霊」と訳されてます。
ですので、「悪魔」は1人、「悪霊」は複数いることになります。
悪魔、悪霊は人や物にも宿ります。
悪魔が宿っているい人は国際的な悪事を働くような人です。一般人には宿りません。
基本的に私たちに入り込んで悪に染めようとするのは悪霊です。
神様を信じる人たちでも、悪霊によって迫害されたり、苦難を与えられたりします。しかし、心に聖霊様の宿りがあるので、心を内側から悪霊によって侵食されることはありません。
悪魔のメッセージは「人を憎め、神を憎め、人を許すな、自分が一番、今を楽しめ、」など、「愛する」ことと逆です。(なぜなら神は愛だからです。)
主に現世での楽しみ、一時的な快楽を勧めます。
悪魔の『悪』という意味には、「腐らせる、破壊する」という意味があるそうです。
ですので、悪魔・悪霊に乗り移られた人は、人や自分を潰そうとしたり、腐らせようとしたりするそうです。
(犯罪や自ら命を絶とうとされた方の多くは「悪魔のささやきが聞えた」と言われているそうです。)
自分のことしか考えていなくて、さも自分は神にでもなったような振る舞いをし、人を圧力や権力などで支配しようとする人などのことでしょうか?
と言いながら、人が勝手に安易に「悪霊に取りつかれてる」と決めつけてはいけないのかもしれませんね。
それらを知るのも、神様だと思いますので。