命をかけて伝えてくれたもの(2019・9・22)
どうか、望みの神が信仰からくる、あらゆる喜びと平安とを、あなた方に満たし、聖霊の力によって、あなたがたを望みに溢れさせてくださるように。
(ローマ人への手紙15:13)
これはパウロさんという人がローマの人たちに送った手紙の中の聖句です。
パウロさんは、神様のことを述べ伝えたために、ローマ軍によって2年間軟禁され、斬首されました。
もし、神様のことを述べ伝えることをせず、ローマ軍に従っていたなら殺されずに済んでいたかもしれません。
イエス様のお弟子さんたちはみな、イエス様の福音を述べ伝えたため、その時の国の権力者たちに残虐な殺され方をされたり、島流しにされたりしています。
もし、信仰心を捨てていれば生き残り、平和に暮らせたかもしれないのに、神様に対しての信仰心を捨てなかったのです。そのお蔭で私たちは神様の御言葉を見聞きすることができ、 あの時お弟子さんたちが望んでいたように、全世界の人たちの所に神様の福音が知られるようになったのです。
パウロさんは、全ての人に神様への信仰心によって与えられるあらゆる『喜び』と『平安』を聖霊様の力を通し、神様によって満たされます様に、と願ってくださいました。
神様から与えられる『喜び』と『平安』は聖霊様の宿りなくては与えられません。
この世の一時的な喜びや平安は手に入れることが出来ても、それは直ぐに消えて無くなります。
けれど、神様がお与えになった『喜び』や『平安』は永遠です。
その賜物を未来の私たちも受け取れるようにパウロさんたちは命がけで伝えてくださったんですね。
なんてありがたいことだろうか、と思います。
あなたも、神様を信じてこの賜物を受け取ってみてはいかがですか?