Aさんの話(2019・7・21)
先日、知人の少し高齢のAさんと久しぶりにお会いしました。
しばらくお顔を拝見していなかったので、どうなさっていたのかお聞きしたところ、
「ヒザを悪くして入院、手術をしていたのよ」との事でした。
どうやら、歩きスマホをされていて、転けてしまったそうです。
前向きなAさんは、ヒザを痛めたせいで、これからの人生歩くことが不自由にならないように、手術の次の日からリハビリに精を出していたそうです。
入院での楽しみは食事だったらしく、毎回の食事が楽しみで仕方なかったそうです。
「それが、何を食べても美味しくて美味しくて~」と仰っていました。
同じリハビリをするならと、病院の周りを散歩して楽しんでいたそうです。
そして「みーさん、私の部屋がまた最高の個室だったのよ。窓を開けると風がスーッと通り抜けていくのよ」と仰っていました。
高齢に近いAさん、年齢的に本当なら「寝たきりになるんじゃないか?」とか、
「歩くのに不自由になるんじゃないか?」とか、「もう旅行に行けなくなるんじゃないか?」とか、不安になってもおかしくないのに、Aさんの口から出る言葉はポジティブな話ばかりで感動してしまいました。
どんな状況でも与えられたならクヨクヨせず、やれることを精一杯して、
楽しく過ごしていたいと仰っていたAさんでした。
ヒザを治したAさんは、リハビリの先生から筋トレを習い、以前より筋力がついて、
さらに自信を持つことが出来たそうです。
今回Aさんから、『与えられたなら、受け入れること』
『やれることをやること』
『自分を信じること』
『どんな状況でも楽しむこと』などを教えて頂きました。
本当に素敵なAさんです。