あしあと(2019・1・27)
とても素敵な詩で有名な詩をシェアさせてもらいます。
(ご存知の方も多いと思います)
この詩と出会ったのは、とても辛かった時でした。
涙が溢れたのを思い出します。
『Footprints/あしあと』
ある夜、わたしは夢を見た。
わたしは主と共に、なぎさを歩いていた。
暗い夜空に、これまでの、わたしの人生が映し出された。
どの光景にも、砂の上に二人のあしあとが残されていた。
ひとつはわたしのあしあと、
もうひとつは主のあしあとであった。
これまでの人生の最後の光景が映し出された時、
わたしは、砂の上のあしあとに目を留めた。
そこにはひとつのあしあとしかなかった。
私の人生で一番つらく、悲しい時だった。
この事がいつもわたしの心を乱していたので、
わたしはその悩みについて主にお尋ねした。
「主よ、わたしがあなたに従うと決めたとき、
あなたは、すべての道において、わたしと共に歩み、
わたしと語り合ってくださると約束されました。
それなのに、わたしの人生の一番つらい時、
ひとりのあしあとしかなかったのです。
一番あなたを必要としたときに、
あなたが、なぜ、わたしを捨てられたのか、
私にはわかりません。」
主はささやかれた。
「わたしの大切な子よ。
わたしは、あなたを愛している。
あなたを決して捨てたりはしない。
ましてや、苦しみや試みのときに。
あしあとがひとつだった時、
わたしはあなたを背負って歩いていた。」
(マーガレット・F・パワーズ)
一番辛かった時、神様はお側に寄り添うのではなく、背負ってくださっていたんだと
思うと、見えなくしてるのは自分の方なんだと思って、涙が出ました。
辛い時は自分の心もかたくなな状態になって、緩やかな思考が出来ないです。
だけど、「いつもお側にいてくださってる」と
思うように、感じるように努力しました。
そう思うと『ひとりじゃない』と思えました。
見えないけれど、とても支えられました。
見えない世界のお話ですが、私にはその世界がとても大切な世界なんです。