悪人に対して(2019・11・2)
今まで生きてきた中で、私たちを酷く困らせたり傷つけたりする人に関わってきたことがあると思います。
納得できない気持ちにさせられたり、良心を利用し罪悪感を植えつけたり、嫉妬をあおるように振る舞ったり、下僕のような目で私たちを支配しようとしたり、
まるで自分が神様のような感覚なのでしょうか?
聖書の詩編には、そんな悪人に対して私たちはどのようにすればいいか、そして悪人はどのようになるのかも教えてくださってます。
悪を行う者に対して腹を立てるな。不正を行う者に対して妬みを起こすな。
彼らは草のようにたちまちしおれ、青草のように枯れる。(詩編37:1-2)
主の前に静まり、耐え忍んで主を待て。
己の道の栄える者に対して、悪意を告げようとする人に対して腹を立てるな。
怒るのを止め、憤りを捨てよ。腹を立てるな。それは悪への道だ。(詩編37:7-8)
この後、悪人がどの様になるか教えてくださってます。
悪者どもは剣を抜き、弓を張った。悩む者、貧しい者を打ち倒し、行いの正しい者を切り殺すために。
彼らの剣は己の心臓を貫き、彼らの弓は折られよう。
1人の正しい者の持つわずかなものは、多くの悪者の豊かさに勝る。
なぜなら、悪者の腕は折られるが、主は正しい者を支えるからだ。(詩編37:14-17)
そして、神様を信じることを教えてくださってます。
主に信頼して善を行え。地に住み誠実を養え。
主を己の喜びとせよ。主はあなたの心の願いを叶えてくださる。
あなたの道を主に委ねよ。主に信頼せよ。主が成し遂げてくださる。
主はあなたの義を光のように、あなたの裁きを真昼のように輝かされる。(詩編37:3-6)
少し宗教色が強い聖句かもしれませんが、ただ悪い人に悩まされず、腹を立てず、神様を信じてお任せしていれば、神様が私たちを良い方向へ導いてくださるということです。
悪を1人で対応するのは心の折れることです。
弱い心ならばのみこまれるかもしれません。
けれど、神様と共に悪に立ち向かうなら、悪は必ず滅びることを教えてくださっています。
悪に負けず、顔を上げて生きていたいですね。決して一人ではないので。