喜びについて
ある牧師先生が『喜び』について教えてくださいました。
この世にある『喜び』は、お金に関する『喜び』(お金が貯まると喜び、失くすと不安になる)
身体に関する『喜び』(健康だから喜び、病気になると不安)
地位、名誉に関する『喜び』(評価されると喜び、評価が下がると不安)
など、『物の世界の喜び・見える世界の喜び』である。
これらは、いつでも変化してしまうもの。(失ってしまう、一時的なもの)
悪人の『喜び』は、悪いと分かっていて事をなし、上手く行った時に喜ぶ。
「悪人は自らの悪を喜ぶ」
宗教的な『喜び』は、善行を積み重ねた重さによる喜び。
「私はこれだけ善い行いをやりました。」と思う喜び。
聖書にある『喜び』は、キリストにある喜び、聖霊から来る喜び。
神様が与えてくださる喜び。
この『喜び』すらも、私たちが作り出したものではなく、神様の恵みによって与えられるものだと知ること。
神様が与えられるものは、周りがどのように変化しようとも、不変的にあり続けるものである。
神様が仰った「いつも喜んでいなさい。」には、この喜びが神様から与えられた恵みによる『喜び』だということです。
何に目を向けるべきかで、私たちが受け取る『喜び』も違ってくるのでしょう。
一時的な喜びを好んで受け取ることも、永遠の喜びを受け取ることも、私たちには自由に選択できます。
そう教えてもらいました。