ヤイロさんの信仰心①(2019・12・4)
聖書の中のヤイロという会堂長(ユダヤ人の偉い人)のお話です。
(ルカによる福音書8:40-42 49-56)
イエス様が群衆の中で迎え入れられていた時、ヤイロがイエス様に近づき足元にひれ伏して、自分の家に来てほしいと願いました。娘が死にかけているのです。
それを聞いたイエス様はすぐにヤイロの家に出かけようとしたけれど、群衆が周りに押し寄せてなかなか前に進めません。
(その群衆の中でもイエス様は1人の女性の病もお助けになっています。)
イエス様が話しておられる時に、ヤイロの家から人が来て「お嬢さんは亡くなられました。この上、先生(イエス様)を煩わすことはありません。」と言った。
それを聞いたイエス様は「恐れることはない。ただ信じなさい。そうすれば、娘は救われる。」と言われました。
家に着くと皆が娘のために泣いていました。
イエス様は娘の手を取って、「子よ、起きなさい。」と呼びかけたら、霊が戻って娘はすぐに起き上った。
ここから2つのことを教えてもらいました。
1つは、ヤイロさんはイエス様に一刻も早く家に来て、その御業で奇跡を起こしてほしいのに、イエス様を待っておられたこと。
人は一刻の猶予もない時こそ、傲慢になり、人を裁いてしまいがちです。
事が上手く進まなくても、自分の思いとは裏腹になっても、イエス様を全面的に信じて待つことが大切だということです。
私も焦ると結論を早く求めたり、早く事を進めようと強引になったりしてしまいます。
こんな時こそ、祈りによって神様がお答えくださるのを信じて待たなくてはいけないのだと、ヤイロさんの信仰の深さから学びました。
2つ目はまた明日~。