人の言葉は神様の御言葉(2019・12・1)
聖書の学びで、牧師先生が教えてくださった話です。
私たちから神の言葉を聞いた時、あなたがたは、それを人の言葉としてではなく、まさに、神の言葉として受け入れたからです。この神の言葉は、信じているあなたがたの内に今も働いているのです。(テサロニケ2:13)
この『人の言葉としてではなく、神の言葉として受け入れた』は、「信仰を持って人の言葉を聞くならば、それは神様の御言葉として聞く事である。」とのことです。
特に聖書の中の言葉は、「聞いて受け入れるだけの人(ギリシャ語では『手に持つ』の意味もあるそうです。)」ならば、その時は「素晴らしい教えだ!」と喜んだり、感激しても、後には何も残らない。ただ、手に持つだけで終わってしまう。
そしてそれは手を放せば落ちてしまうようなものです。
しかし、聖書の中の言葉を、「聞いて悟る人(ギリシャ語では、『理解する』の意味もあるそうです。)」には、その言葉を自分でしっかり飲み込み、やがて血となり肉となり、その言葉を自分の生活や人生に生かされていくのだそうです。
聖書の文脈の一部だけ切り取って間違った解釈で伝えている人も多いそうです。
それはとても危険な事で、神様から離れた間違った思想になってしまいます。
(それらはサタンによるものだとも言われています。)
「高慢な心は損を招き、へりくだった心は益を招く。それが自然の法則である。」という言葉があるそうです。
神様から離れて、自分が神様のように振る舞ったり自分を中心に考える事は、高慢に繋がります。
今回のお話で、人から教えてもらう言葉も、聖書の中の言葉も、「ただの言葉」と取ることも、「神様の御言葉」と取ることも、私たちの心次第なんだと改めて感じました。
素敵な恵みあるお話でした。