敵を愛し、祈りなさい(2019・11・16)
あなたがたも聞いている通り、「隣人を愛し、敵を憎め」と言われている。しかし、わたしは言っておく。敵を愛し、迫害する者のために祈りなさい。天におられるあなたがたの父の子となるためです。(マタイによる福音書5:43-45)
『隣人を愛し、敵を憎め』はモーセの時代に神様からの啓示によって告げられた戒め(十戒)の1つです。
ですが、イエス様はこの戒めに新たに付け加えられてお弟子さんたちにお教えになりました。
「敵を愛し、迫害する者のために祈りなさい。」
なぜなら、天の父は悪人にも善人にも太陽の光を注ぎ、正しい人にも正しくない人にも分け隔てなく雨を降らせてくださるからです。
自分を愛してくれる人だけを愛したからといって、とりたてて自慢できるでしょうか。悪人でもそのくらいのことはしています。
気の合う友達だけ親しくしたところで、他の人とどこが違うと言えるのでしょうか。
神を信じなくてもそのくらいのことは誰でもします。ですから、あなたがたは天の父が完全であるように完全でありなさい。(マタイ5:43-48リビングバイブルより)
なかなか好きじゃない人や自分を辛い気持ちにさせた人を愛することは難しいです。
ですが、その人のために祈ることで、愛を与えてあげられるのですね。
お祈りには私たちが思っているより遥かに壮大な力があると思いますよ。