光りを宿す(2019・10・26)
聖書の中で「恐れてはいけない」はヘブライ語・ギリシャ語で「逃げてはいけない」という表現らしいです。
この「逃げてはいけない」も、物理的な場面から逃げ出すというよりは、自分自身の心から「逃げてはいけない」という意味だそうです。
不安の中で生きていたり、恐れの中で生きていたり、痛みの中で生きていたり、
そんな不安定な中で生きていると、自分の弱い心(魂)は闇に支配され従ってしまうようになります。闇に支配された心は光を見失います。
この闇を打ち勝つには光の存在が必要です。
「恐れてはいけない」は「光を宿しなさい」と言うことかもしれません。
その「光」が私たちに宿る神様のことだからです。
たとえ真っ暗な闇の中にいようとも、神様を信じる人たちの心には『神様の光』が宿っています。それを忘れない事が『恐れ』から解放される道を見つけることなのだと教えてくださいました。
光は闇の中に輝いている。そして闇はこれに勝たなかった。(ヨハネ1:5)