新しく生まれる(2019・10・23)
私たちは人に対してイライラしたり、怒ったり、憎んだりと、愚かな気持ちを持ってしまうことも多いと思います。
自分の思い通りに人を動かそうとしたり、上手くいかなければ腹を立てたり、文句を言ったり。
イエス様のお弟子のパウロさんも私たちと同じような人だと手紙に書いてあります。
私たちも以前は愚か者であり、不従順で、迷った者であり、いろいろな欲情と快楽の奴隷になり、悪意と妬みの中に生活し、憎まれ者であり、互いに憎みあう者でした。
(テトスの手紙3:3)
ココに書かれた愚か者、不従順、迷った者とは、神様に従っていない、色々な人にも従っていない、神様の与えてくださった道もわからないという意味です。
しかし私たちの救い主なる神の慈しみと人への愛とが現れた時、神は私たちが行った義のわざによってではなく、ご自分の憐れみのゆえに、聖霊による新生と更新との洗いを持って私たちを救ってくださいました。(テトス3:4-5)
ところが、神様は私たちを神様の慈しみによって、聖霊様による「洗い」をもって、新しく生まれさせ、造りかえてくださった。
決して私たちの行いが良かったからではなく、神様の深い「愛」によって新生されたと仰っています。
このことからパウロさんは、どんな人でも神様に罪の赦しを求め悔い改めるなら、神様の慈しみにより、その罪を赦し、聖霊様によって生まれ変わらせてくださると伝えています。
神様は決して私たちをお見捨てにならず、私たちが悔い改めてくれるのを待っています。
パウロさんのように新しく生まれ変わらせてもらえる希望を覚えておいてください。