聞くに早く、語るに遅く、怒るに遅く(2019・8・19)
人はすべて聞くに早く、語るに遅く、怒るに遅くあるべきである。
人の怒りは神の義を全うするものではないからである。
だから、すべての汚れや甚だしい悪を捨て去って、心に植えつけられている御言を素直に受けなさい。御言には、あなたがたの魂を救う力がある。(ヤコブ1:19-21)
『聞くに早く、語るに遅く』とは、後回しにしないでいつでも聞ける状態でいなさい。けれどその事を語る時、しっかり理解したうえで語りなさい。
との事です。
早とちりしたり、いいかげんに聞いて人に伝えても、間違った答えは意味をなさないからです。
そればかりか、誤解が生じて混乱を招きます。
そして『怒る』行為も早まると混乱が生じます。
『怒りは神の義を全うするものではないからである。』
「義」とは正しいこと、正しさです。
「神の義」とは神様から与えてもらった正しいこと、正しさです。
怒りや悪い心を捨て去って、子供の様な素直な心で神様の御言葉を受け入れなさい。
そうすれば、魂が救われます。神様の御言葉にはそのような力があるからです。とのことです。
私たちのこの世はなぜか、せかせか、イライラ、慌ただしく生きていることが多い気がします。
そんな心の状態では大切な神様の御言葉もスルーしてしまうのでしょう。
あるいは、神様を忘れて生きているのかもしれません。
そんなに急いだからといって、何になるのでしょうかね?
『聞くに早く、語るに遅く、怒るに遅く』した方が、望むところに辿り着くには正確なんでしょうね。きっと。