三通りの人(2019・1・9)
先日お釈迦様のお話をシェアさせて頂いたあと、ブログを読んでくれてるお友達から
もうひとつのお釈迦様のお話を教えてもらいました。
今日はそのお話をさせて頂きます。
お釈迦様は『怒りの心』について三通りの人がいると仰ってます。
・岩のような人
・砂のような人
・水のような人
岩のような人
岩に文字を書く(彫る)とその文字はいつまでも消えずに残ります。
このように怒りを心に彫って、いつまでも怒りを燃やし恨み続け、復讐心を企み、いつまでも心安らぐことがない人。
砂のような人
砂に文字を書くと跡が残りますが、岩に比べて文字は波や風によって跡形もなく消えてしまいます。
このように、一時は怒りで心が燃えてしまい苦しみますが、しばらくすると穏やかな心に戻る人。
水の様な人
水に文字を書いても何も残らないように、どんな人からどんなことを言われても、
どんなことが起きようとも、怒りを心に置いておくことがなく、平然とした心持ちでいつもいられる人。
お釈迦様は『怒りの心はあなたを不幸にする。岩のような人より砂のような人に、砂のような人より水のような人になりなさい』と仰っておられます。
教えてくれた友達は息子さん(小学生)が息子さんの友達に嫌な事を言われてイライラしてる 時に、このお話をしてなだめているそうです。
今はその意味もおぼろげでしか分からないかもしれませんが、小さい時からこのようなお話で子育てされてると、きっと月日が経ったときに息子さんの心にも影響がでるのではないのかな、と思いました。
感情は自分でコントロールできると仰ってる方もおられます。
自分の怒りの感情で人生を不幸にしないように、他人さんを不幸にしないように。
そのために言霊や笑顔、空を見上げたり、深呼吸や内神様の力をお借りしながら、
その場その場で怒りを浄化して生きていけるような人になれたらいいな。